2011年7月28日木曜日

上海の世界水泳をチラ見してました

今日は7月28日です。早いですねぇ。昨日上海の水泳大会をチラ見してました。フェルプスの勝った奴です。日本の松田君が2位になりました。二位は銀ですから、それも凄いことではありますがフェルプス君に勝つには映像で見る以上のが差があることに、どれ位の人たちが気付いたことでしょう。いや、ぼくは決して松田くんを悪く言うつもりはありません。でも違いは違いとして認識しなけばお子さんに成長の種を植え込むこともできません。

そうです、尻を引っぱたくだけではフェルプス君のようなスイマーはでてきません。

注目ポイント: フェルプスくんのテンポが変わりませんでした。あの位置だと松田くんの水しぶきが見えるはずです。すなわちかなり近くに来てるな、というのは分かるのです。それでいながらストロークのペースに変化はなく、しかも伸びが大きくなりました。これって凄いんです。

200mですよ、最後の折り返しでほとんど力尽きてしまいます。これって怠け者のぼくの経験ですから万人にあてはまるんだ!と強く主張するつもりもありませんが、距離を泳げば目的が達成できる練習ではありません。試合なので一定の距離をいちばん早く泳ぎきらなければ勝てません。ペース配分や、スタートに遅れずしかも早すぎず飛び込んで、ターンもタイミングよく3回こなさなければならんのです。スタート前にほとんどパニックになります。そう、よほど自信を持っていないとそうなるんです。

最後の25メートルではストロークの速度をあげるか、蹴りを強くするか、これも悩みます。悩むといっても実際は競技の最中ですから立ち止まって考えるのではなく、ほぼ自動的にどちらかも選びます。フェルプス君は身体の伸びを大きく取って蹴りを強くする方法を取っています。すなわちストロークのペースは変わらないので、一見ゆうゆうと泳ぎ続けているように見えます。これって大変なんですよ。なんせもう身体に酸素の貯金はほぼゼロ。感覚的には手足を早く動かして早く終わりにしたい、そんな気分に襲われています。松田君はどちらかというとこちらの戦略に入り込んだようです。そこが大きな違いだとぼくは思いました。

7個の金メダルを2008年に取りましたよね。すげぇ奴です。で、2008年のバタフライ決勝では前田君がかるく捻られました。フェルプス君がキャビック君にタッチの差で勝った試合です。
ぜひ最後までご覧ください。

天井からのカメラがキャビック君とフェルプス君の最後がまさにタッチの差だったことを示しています。この根性なんですよね。インタビューの素顔を見ると生来のものなんだろうな、となんとはなしに感じてしまいました。でも世界の水泳界は6フィート超の時代なんですね。マッチョで小柄な選手が勝つ時代ではなくなったんでしょうか。あぁーぁ・・・。

初めに入れていたビデオの供給元Zoomeが閉めちゃった様で、別ビデオに差換えました。

6歳っていうことは入学前でしょ?やっぱ小さい頃から始めると、それも基本をきちんとやると早くなりますね。画面で経過時間を見ていたら25m21秒でした。すなわち1秒に1m以上泳いでるわけです。これってかなりなもんなのですよ。なんなら試しに測ってみます?

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