泳ぎ方教えます
泳ぎはバランスよく身体を鍛えてくれます。でも親が泳ぎ方を教えられずにいたら?泳ぎが嫌いになったり、そもそも水に入ることに抵抗するようになったりしたら、将来の楽しみを奪うことになってしまいます。ぼくの友人の一人はヨットに魅了されてヨット部に入ったのですが、泳げないために死んじゃいました。
2013年10月14日月曜日
ついに水へ入らない夏を送ることになりました。
一つには骨折で入院中に発生したいくつもの病のせいだとおもわれます。
その第一は胃潰瘍です。1月中旬丸々一週間絶食させられました。そもそも病院食で食が進まず、体力筋力が落ちてきていたところで、一週間絶食ですからもういけません。正しく頬がげっそりと削り取られ、尻の肉が落ち、腕の筋肉が落ち、もちろん腹回りもほぼ10センチ小さくなりました。
と言うことは僕の場合、ほぼ10キロ体重が確実に落ちたことを意味しています。入院3週間で10キロって、決して肥満ではなかったぼくにはとてつもない数字です。
1月末に退院はしたものの、車椅子生活ですから家から出られません。そうなんですバリアフリーに程遠いつくりのため、イスに座ったまま自分で外へ出かけるわけには行かないのです。それに腕の筋力が落ちているので、5分も動けばもう息が上がってどうしようもなりません。
そして2月の中ごろ乾燥肌という結論をもらいましたが、身体中痒くなりました。これって免疫力が落ちるとでてくるんだそうです。そしてこれは2週間ほどしたら、帯状ヘルペスへ発展しました。痒みの程度はあがり、もう痒いところを引っかかずにはいられません。そしてそれが日常生活で唯一の快感となれば?我慢のできようがありません。
その2週間後くらい3月初頭ですかね、あちこち痛みがひどくなりました。そもそもガンが原因の骨折ですから、体中そのままガンに侵されて心でも可笑しくないのです。でも徐々に毎日苦しみながら七転八倒して死ぬのはやりきれません。
結局貧血ですぐ息が上がる状態になっていることと、帯状ヘルペスの神経痛の二重攻撃だったらしいんです。鉄剤を飲みはじめました。本来からいえば、歩けるようになるために毎日スクワットをしたいぐらいのところ、息苦しいので何もできません。従っていつまでたっても歩き間荒れるような筋肉がつきません。それはそのまま本日10月14日にまでおよんでいて、1-2歩びっこ引き引きしか歩けないのです。
でもバランスさえ取れれば自転車OK,だろ、と一昨日挑戦。見事すっころんじまいました。
というわけで、今年はプールも海のその近くさえ行かれずにひと夏終わってしまったのです。生まれて初めてですこんなイライラした夏を送ったのは。
といいつつ、北島君の後継者も出てきたし、日本競泳界は又戦力を取り戻しつつあるところに唯一の楽しみを見出しております。そうそれにゴルフの松山君、体操の白井君、そしてフィギャーの安藤君、いずれも先を見つめてがんばっているところに、今の僕には何もできない焦りを解消させつつ、毎日を過ごしております。
2012年11月7日水曜日
幼児が水になじむ様子を4本のビデオで
このまま放っちまうはもったいないので、しかもそれぞれが短いのでここにまとめて紹介しちゃいましょう。とにかく早く始める、これが原点です。
Samanthaお嬢ちゃん8ヶ月です
一歳と注が付いています。
6ヶ月と5日、フロリダ州在住に付きたくさんある水場への備えて
このビデオ出演者は3歳と2ヶ月
このプールの深いところはおよそ150cmあります。別のビデオでは3m近くまでもぐっているのもあります。そばで見ていらないくらいこの頃の親は過保護です。それを見ながら、ツイ余計な心配をする僕は余りお利巧さんではないのかも知れません。「こいつら自分の赤ん坊なら絶対言うこと聞くモンナ、それに言うこと聞かなきゃそこら辺へ放り出しときゃすぐ頼ってくるのが分かってるから、あんな邪険にできるんだ。そんなもんで日頃を憂さ晴らしすんなよ、全くの話・・・」
心当たりございませんか?
2012年8月20日月曜日
オリンピック終わりました
オリンピック終わっちゃいました。あと半年すると70才になるので、つぎのブラジル・オリンピックは多分みられないだろうな、となると今生のお別れオリンピックというわけです。などといいつつ、きっとしぶとく生きているんだろうなとも思いますが、希望としては72歳の誕生日になんの痛みもなく、眠るがごとくの大往生、と行きたいのです。
北島くんはやっぱり勝てなかったですねぇ。上下動が激しいな、とぼくは感じていました。若いうちはよろしい、多少無駄があってもきちんと練習していれば爆発力を期待できるので何とかなりますが、多分27歳なんだと思います水泳の場合はね。練習の積み重ねはスタミナの積み重ねにならず、これまでを維持するエネルギーに使われてしまうようになるのだと思いました。
先週の週刊誌、文春だか新潮だか忘れましたが、体がうまくコントロールできずに上下動が大きくなって・・・、との記述がありました。微妙なところですね。入江君でしたか個人メドレー決勝で銀メダルを取りましたが、彼の平泳ぎは正しく北島君の対極にあります。比べると素人でも分かるくらい、上下動が小さいんです。
彼の専門は背泳ぎで、額にペットボトルを立てて上下動を少なくする泳法を練習している場面が数回TVにも映りました。これなんですよね。ぼくも背泳ぎ専業の高校時代をすごしたので、彼の練習方法の凄さが理解できます。背泳ぎでは平泳ぎやクロールと違い始めから顔が出ているので、呼吸のために顔の上下動はありません。
ぼくらの高校はコーチも先輩もいい加減でしたから、どんな泳ぎ方をすればよいのか誰も教えてくれません。なので幼い頭を振り絞った結果、腕を後へまわすときに腕の付け根=肩が水から出ていたほうが抵抗が少ないのではないか、と考えて身体を左右に振るようにしながら肩を水上へ出す練習をしてみた時期があります。
疲れます。脚力がないと肩を水上へ抜くほどの浮力がまるで出ないんです。で、結局あまりに疲れるので止めちゃいました。まぁ一日1km泳げば局限の距離、見たいな水泳部でしたから、あたりまえなのかもしれません。
入江君のように身体をできるだけ水平に保っていく、と言う考えは全くありませんでした。結局入江君の行き方が正解なんですね。だってあなた彼はなんだかんだ言いながら銅メダルなんですから。でしょ?
さて多分ぼくには見るチャンスのないだろうブラジルへ入江君が行くかどうか、行くでしょうね。北島くんはさっさと他の道を模索すべきでしょう。女子もすばらしい結果を残しましたが、多分全員入れ替わっているだろうと思います。こうした予想が実現するかどうか見られないのはとても残念です。
ビデオは立石君22歳と競った選考会のヴィデオです。これなんです、スタミナよりも過去の実績キープが限界と言う証拠は。いかがでしょうか?7才年長でっせ・・・。小学生一年生と中学一年生です。辛いですよね。でもよくやりました。ばんざーい・・・。涙、、、なみだ
まっ、暑さの続く中お大事にお過ごしください。
2012年7月24日火曜日
昨日の六角橋プールで平泳ぎ講習会を眺めてました
去年は抗がん剤のため、一回も水に入らずに終わりました。あまりに副作用がひどいので、というのは息切れやら、気鬱やら、とにかく体が少しも気持ちよくならず、ほぼ一年過ごしてしまいました。そして恐ろしいのは薬を止めても翌日から気分がよくなるわけではない、ということなんです。
まぁ いいや、そういう気分の悪い話はあっちへ放り投げておいて、ほぼこの頃1日おきに六角橋プールへ出かけます。昨日はオッちゃんが多分の自分の子供でしょうね、平泳ぎを教えているのを横で見てました。
手の掻きこみを真横に広げてするもんで、そりゃぁちがうだろ、と思いつつ、まぁせっかく親の権威を見せてるところだし、みたいな気分のまま、そういやぁどう説明すりゃぁいいのかな?と半分考え込んじまったのであります。
ぼくの頭の中では手も足も、身体の前方からほぼ真下へ垂直に持ってくるイメージが強いのです。でも実際泳いで見ると、そうなんです昨日は割りと気温が低かったので25メートル止まらずに泳げました。えーっと、はい、手を持って来る形ですけど 、もう少し正確にイメージを言うなら、前方から円を描きながら耳の辺りですばやくたたんで胸の下へいれ、そこから顔の下を通って前方へ両手を振り出すんですね。
足もひざを開かずに、ってまるっきり開かないということではなしに、45度以下の角度程度に開いてかかとをひきつけ、いや、イメージとしてはひざをへそへ持ってくるって言う感じかな、そして一気に外側へけりだしてやる、そんな感じですかね。
だから、手も足も決して身体の側面を上から下まで掻くことはないと思うんです。どうも言葉で説明しようとすると難しいですね。 ではどうするか?もちろんYouTubeであります。このビデオはとても上手にこれらのポイントを説明しています。ぜひご参考に。
ところでロンドンオリンピック楽しみですねぇ。北島君が今年も出ちゃう、というのがいささか日本水泳界を象徴しているようで、寂しいのですが・・・。
話はころっと変わりますが、森元首相が引退とのこと。75歳ですって。政治家ってぇのはよっぽど暇でストレスのない職業なんですなぁ、せめて70歳定年にするか、逆に経済界やらなんたら界での成功者がそのリーダーシップを発揮して、国家に恩返し。したがって給与なんてぇのはなし、の国会議員にすべきではないでしょうか。ぼくの仲人をしていただいた藤山愛一郎氏が最後ですかねぇ・・・。日本の20年後は中国に支配されてんのかしら、心配で夜も眠れなくなっちゃうのです・・・。
2012年5月1日火曜日
早く泳ぐ秘訣、その1: 足首の柔軟体操。
早く泳げるようになりたい!でしょ?どうすればよいのか。ぼくらの頃はコーチも身近にはいなかったので、先輩に尋ねるしかありません。先輩と言っても一学年上なだけですから大したことを知っているわけではありません。なによりも説明や解説が上手に出来るわけもなく、ただただ走り回り、練習で距離を泳ぐだけでした。
距離を泳ぐ、などというとたくさん泳いだように聞こえるかもしれませんが、まぁ たかだか最大2kmです。ぼくらの高校のプールは25mでしたから、2000m÷25=80、すなわち40往復です。泳ぎながらこれを自分で数えるわけですが、当然わかんなくなっちゃいます。ですから今思うと本当に2kmなんてぇ距離を泳いでいたかどうかまるで自信がありません。今は本当に恵まれていますよね、PCを立ち上げてキーワードを入れると、たちどころにきちんとした本物の情報にアクセスができます。そこで、またこんなのを見つけたのでお教えいたしましょう。
聞き取りにくい言葉が一つだけ、重要なのでスペルして置きます。propulsion=推進力です。ぼくらの頃はビート板を持って500mほど脚だけで進む、というような練習をしてました。本当にそれで早くなっているのかどうか、きちんとチェックするにもやり方を誰も知らないのですから、まぁ自己満足みたいなモンです。男の体形としては上半身がパンパンになってるほうが格好よい、と信じていましたから当然熱は入りません。
で、上半身で推進力を稼ぐ様な気もしていましたのでビート板を脚ではさんで、上半身を鍛えた記憶がありますが、これもいい加減なもので100mも泳ぐとビート板がどっかへいっちゃいます。それを理由に当然のごとく一休み。これじゃぁ練習にも何にもなりません。良い時代でした、全くの話が・・・。
このビデオシリーズには4点あって、今回は脚力を鍛えることがテーマになっています。早く泳ぐにはすばやく脚を上下に動かせばよろしい。このところは間違っていません。ただし、問題は脚をすばやく動かすにはどういう練習があるのか、という点とすばやく動かせない人間はどうすりゃ良いのさ、という疑問に答えてくれていることです。
セリフを聞かなくてもビデオを見ていれば分かりますが、注目ポイントは2:40あたり以降です。この前後で足首を鍛える=足首の柔軟性を強化する運動がでてきます。3:00を過ぎると平泳ぎ用の足首柔軟体操がでてきます。ぼくにはまったく初めての体験です。
足首が柔らかく動けば蹴りが強くなって推進力は増すだろうなぁ、となんとはなしに昔から感じていましたが、ここまでやるか、ということになると、まったく気付きませんでした。やっぱり真剣に物事に取りくむってぇことはこういうことなんだろうなぁ、などとただただ感心しきりの本日になってしまいました。
ぜひお試しください。
2012年4月7日土曜日
北島康介君、勝ちましたねぇ・・・
6:30あたりからピークのつくり方に入っていきます。以前のコーチの言を借りるなら「自己分析能力が高い、自分自身の見極めが付く」ということなのですが、これはとりあえず自分の欲しいものは何かを理解している、と取っておきましょう。
(パート2のビデオもありますが省きます。200mで北島君はシャントーに0.17秒差で敗れます。残念!)
いやいやたしかに「勝ちたい」、それが自分の欲しいものである。これは誰でもある意味当たりまえなのですが、これを口に出して言うのは怖いのです。そりゃぁ「勝つぞぉー」とはいえますけれど、「ぼくは勝ちたいんだ」としっかり自分に言い聞かせられる人間がどれくらいいます?
少なくともぼくはそれ以上に、50mを折り返したところで力が抜けるのではないか、とか75m過ぎたらもうもたないんじゃないかとか、息が続くのかなぁとか、水飲むんじゃないか、などと余計な心配に心を占領されるのが常でした。
彼の場合、勝つことを考えて良いと思うことをやっていく、と言ってますから尊敬してしまうわけです。ご存知のように上位ほど中央のレーンを泳ぐので、練習でも端ではなく中央のレーンに飛び込む、なんてぇのはずうずうしくないとできないように感じていました。まぁだから勝てなかったのはあたりまえといえばあたりまえ。
いやいやそれよりなによりろくに練習していないのですから、勝てると思うほうがおかしいのかもしれません。はい。
彼の場合は選手生活が長いのでそれなりのパターンができているようです。これって大切なんですよね。ゲン担ぎになるのは問題ですが、パターンを踏襲することで、ストレスを感じずに過ごせればそれに越したことはありません。
というわけで、平泳ぎ特集になりますが、もう一つ戦前の日本がどれくらい強い水泳チームを持っていたのかを示すビデオがあったのでご紹介しておきましょう。ぼくらはこれより後の世代ですから、これは知りませんでした。ただ「前畑がんばれ!」というアナウンサーがいたというのは何度か聞いたことがあります。
潜水泳法で圧勝した後これが禁止された1956年のメルボルン大会は、映画劇場のニュースフィルムで見ました。へぇーという感想しか持たなかった当時ですが、今になってみれば当時の日本がいわゆる戦勝国にどんな目で見られていたのか良く分かります。彼らにとって「戦争で負けた奴らがオリンピックで勝つ」なんてことは許しがたかったんでしょうね。
これに比べて北島君の扱いはもうすっかり仲間の一員、といった感じがなきにしもあらず。隔世の感というのはこういうことを言うのでしょうか。
それにしてももうすぐ海へいけるもんなぁー・・・・・。
2012年3月5日月曜日
猫やウサギなんかも泳げるんですかねぇ?
思いますというのは、ぼく自身猫にかまうことはほとんどないので分からない、ということでして、それにいまさら子供に尋ねようにももう嫁入りしちゃっていないもんですから、すいません。
この猫は心地よさそうに泳いでいます。
ということは基本的に泳ぎに問題はないのでしょう。
Guinea pigも泳ぐようです。Guinea pigとはモルモットだそうです。
そして、ウサギさんももちろん水に浮くので問題はないようですが、ほかにもあるウサギの泳ぎビデオを見ると、動作が非常にゆったりしています。これはきっと毛が長いので浮力も大きいんでしょうね。
eHowによれば、猫も種類によっては泳ぎの嫌いな奴もいるようですが、まぁ大したことじゃないですね。あぁーあ、早く暖かくなんないかなぁ・・・。今年はちゃんとたくさん日焼けするくらい泳ごうと思ってます。