2013年10月14日月曜日

ついに水へ入らない夏を送ることになりました。

こちらに1月末にご報告のとおり、大腿骨骨折でとても不自由な毎日を送っています。退院後9月30日で丸々8ヶ月経過。自分のつもりでは歩き始めてほぼ一ヶ月経過の予定でした。机を借りているオフィスにもそのつもりで離しておいたのですが、とてもいけません。

一つには骨折で入院中に発生したいくつもの病のせいだとおもわれます。

その第一は胃潰瘍です。1月中旬丸々一週間絶食させられました。そもそも病院食で食が進まず、体力筋力が落ちてきていたところで、一週間絶食ですからもういけません。正しく頬がげっそりと削り取られ、尻の肉が落ち、腕の筋肉が落ち、もちろん腹回りもほぼ10センチ小さくなりました。

と言うことは僕の場合、ほぼ10キロ体重が確実に落ちたことを意味しています。入院3週間で10キロって、決して肥満ではなかったぼくにはとてつもない数字です。

1月末に退院はしたものの、車椅子生活ですから家から出られません。そうなんですバリアフリーに程遠いつくりのため、イスに座ったまま自分で外へ出かけるわけには行かないのです。それに腕の筋力が落ちているので、5分も動けばもう息が上がってどうしようもなりません。

そして2月の中ごろ乾燥肌という結論をもらいましたが、身体中痒くなりました。これって免疫力が落ちるとでてくるんだそうです。そしてこれは2週間ほどしたら、帯状ヘルペスへ発展しました。痒みの程度はあがり、もう痒いところを引っかかずにはいられません。そしてそれが日常生活で唯一の快感となれば?我慢のできようがありません。

その2週間後くらい3月初頭ですかね、あちこち痛みがひどくなりました。そもそもガンが原因の骨折ですから、体中そのままガンに侵されて心でも可笑しくないのです。でも徐々に毎日苦しみながら七転八倒して死ぬのはやりきれません。

結局貧血ですぐ息が上がる状態になっていることと、帯状ヘルペスの神経痛の二重攻撃だったらしいんです。鉄剤を飲みはじめました。本来からいえば、歩けるようになるために毎日スクワットをしたいぐらいのところ、息苦しいので何もできません。従っていつまでたっても歩き間荒れるような筋肉がつきません。それはそのまま本日10月14日にまでおよんでいて、1-2歩びっこ引き引きしか歩けないのです。

でもバランスさえ取れれば自転車OK,だろ、と一昨日挑戦。見事すっころんじまいました。

というわけで、今年はプールも海のその近くさえ行かれずにひと夏終わってしまったのです。生まれて初めてですこんなイライラした夏を送ったのは。

といいつつ、北島君の後継者も出てきたし、日本競泳界は又戦力を取り戻しつつあるところに唯一の楽しみを見出しております。そうそれにゴルフの松山君、体操の白井君、そしてフィギャーの安藤君、いずれも先を見つめてがんばっているところに、今の僕には何もできない焦りを解消させつつ、毎日を過ごしております。

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