2012年5月1日火曜日

早く泳ぐ秘訣、その1: 足首の柔軟体操。

早く泳げるようになりたい!でしょ?どうすればよいのか。ぼくらの頃はコーチも身近にはいなかったので、先輩に尋ねるしかありません。先輩と言っても一学年上なだけですから大したことを知っているわけではありません。なによりも説明や解説が上手に出来るわけもなく、ただただ走り回り、練習で距離を泳ぐだけでした。

距離を泳ぐ、などというとたくさん泳いだように聞こえるかもしれませんが、まぁ たかだか最大2kmです。ぼくらの高校のプールは25mでしたから、2000m÷25=80、すなわち40往復です。泳ぎながらこれを自分で数えるわけですが、当然わかんなくなっちゃいます。ですから今思うと本当に2kmなんてぇ距離を泳いでいたかどうかまるで自信がありません。今は本当に恵まれていますよね、PCを立ち上げてキーワードを入れると、たちどころにきちんとした本物の情報にアクセスができます。そこで、またこんなのを見つけたのでお教えいたしましょう。

聞き取りにくい言葉が一つだけ、重要なのでスペルして置きます。propulsion=推進力です。ぼくらの頃はビート板を持って500mほど脚だけで進む、というような練習をしてました。本当にそれで早くなっているのかどうか、きちんとチェックするにもやり方を誰も知らないのですから、まぁ自己満足みたいなモンです。男の体形としては上半身がパンパンになってるほうが格好よい、と信じていましたから当然熱は入りません。

で、上半身で推進力を稼ぐ様な気もしていましたのでビート板を脚ではさんで、上半身を鍛えた記憶がありますが、これもいい加減なもので100mも泳ぐとビート板がどっかへいっちゃいます。それを理由に当然のごとく一休み。これじゃぁ練習にも何にもなりません。良い時代でした、全くの話が・・・。

このビデオシリーズには4点あって、今回は脚力を鍛えることがテーマになっています。早く泳ぐにはすばやく脚を上下に動かせばよろしい。このところは間違っていません。ただし、問題は脚をすばやく動かすにはどういう練習があるのか、という点とすばやく動かせない人間はどうすりゃ良いのさ、という疑問に答えてくれていることです。

セリフを聞かなくてもビデオを見ていれば分かりますが、注目ポイントは2:40あたり以降です。この前後で足首を鍛える=足首の柔軟性を強化する運動がでてきます。3:00を過ぎると平泳ぎ用の足首柔軟体操がでてきます。ぼくにはまったく初めての体験です。

足首が柔らかく動けば蹴りが強くなって推進力は増すだろうなぁ、となんとはなしに昔から感じていましたが、ここまでやるか、ということになると、まったく気付きませんでした。やっぱり真剣に物事に取りくむってぇことはこういうことなんだろうなぁ、などとただただ感心しきりの本日になってしまいました。

ぜひお試しください。

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