息継ぎでしたよね、どう説明したらよろしいのやら、1週間ばかり迷いましたが次のような説明はいかがでしょう。
水泳の息継ぎ大原則: 鼻から出して口から吸います。
耳鼻科系にトラブルがあると不利になります。ぼくは中耳炎を3回ほど患っています。母親もとっくに亡くなり、父親もすでに33回忌を済ませているので、確認しようがありませんが確か三回です。いずれも風邪をひいて鼻や耳をいじくりまわした結果だったように覚えています。すなわち、水泳が原因で中耳炎になったわけではありません。
鼻から空気を出すときに顔を上げながら=水から顔を出しながら鼻から出すと、自然に息継ぎの感じが身につきます。前回の成人女性の息継ぎがとてもよくできているのでご参考になさってください。
さて、泳ぎと息継ぎをつなげなければなりません。泳ぎというとクロール、平泳ぎ、バラフライ、背泳、の四つをお考えでしょうが、水中で身体が進むのであればそれは泳ぎなのです。
何が言いたいのかというと、形にこだわる時期ではない!ということも申し上げたいわけです。中にはジットしていれば浮いているのに、ジタバタ身体を動かすと沈んで行くような感
覚を持つお子さんがおられます。こらえようともせずすぐ足で立ってしまいます。
動画をいろいろ探していると、こんなのが見つかりました。この方法は背が立つ程度の深さのところでやらないと怖がりさんの場合にはうまく行かないかもしれませんが、手足の動きで前進する形も作れるので、息継ぎと前に進む、ということを体感する方法としてはベストです。
もう一つの方法は、お子さんの背が立たないプールでも実行可能な方法です。もうビデオでご覧のとおり。
・ 親御さんの掛け声「いち、にのさん」で水に入っちまって、親御さんの所まで来させる。
段々距離を長くします。段々泳げるようになります。なぜなら距離が長くなれば息継ぎもせざるを得ませんからね。
小学生くらいになれば、ぎりぎり背の立つところでプールの壁を一蹴りさせて、親御さんのところまで行き着けるかどうか、コンテストを開催すればそれでOK。これは実際良く見かけます。めんどくさい注文をつけてはいけません。
ただし親の薀蓄として、「気持ちよく進みたいんならさ、両腕の間へ頭を入れとくといいん
だぜ!」みたいに話してあげればよいとおもいます。で、水中を進むうちに息がいっぱいになるので、そのまま立ち上がるしかないですよね。でも数回そうする内に、ひょいと顔をあげて平泳ぎの腕の動きのように一掻きする可能性がゼロとはいえません。腕を掻きながら顔を上げる。このとき息継ぎの基本=鼻から出して口から吸う、動作が身についていればもう泳ぎ続けられこと間違いありません。
この間親御さんはどうしているか?壁からの距離を徐々に広げながら、到達距離目標になっていてやればよいのです。長く我慢できれば「おっ、すごいぞぉ!」みたいな元気付け。顔を水につけるのを徹底的に嫌がるのであれば、無理することはありません。もう一度息継ぎに戻って、すでに水に顔を付けられる自分を実感させればよいのではないでしょうか。
ここいら辺はお子さんの性格というか、両親いずれの性格を受け継いでいるかにより、事前協議をご両親がしておいても良いでしょう。
あれっ?気楽にやろうよ、などと言いながら極めて日本人的なまじめさで、一生懸命に覚えてもらおうという発言になってしまったかな?
今回の要点は泳げるということは平泳ぎ、クロール、バラフライ、背泳に限定されない、というポイントをご記憶ください。日本古式の泳ぎ方は大体がバタフライやクロールのように騒々しいものではないのです。ごく軽く身体が前に進めばそれは泳げたんです。でしょ?
ディズニー物、Goofyの水泳教室がこちらにあります。7:30あるので昔おばぁちゃんが連れて行ってくれた日の出町のニュース映画館で見たことのある奴かもしれません。
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